① 出荷・検品正社員募集 | |
勤務地 | 石昆美和工房 あま市乙之子元苗場57 TEL.(052)444-1262 |
勤務時間 | 9:00〜17:00 |
給与・時給 | 正社員 18万円〜 |
休日・休暇 | 日曜+祝祭日+不定休 |
待遇 | 各種保険、通勤手当、皆勤手当、有給休暇、賞与(年2回)昇給あり、詳細面談 |
連絡先 | 本社までご連絡ください。 |
②美和工房製造スタッフ、③出荷・検品スタッフ募集 | |
勤務地 | 石昆美和工房 あま市乙之子元苗場57 TEL.(052)444-1262 |
勤務時間 | 9:00〜17:00(週3日〜でもOK) |
給与・時給 | ② 時給900円~ ③ 時給900円~ |
休日・休暇 | 日曜・祝祭日、夏期、年末年始(応相談) |
待遇 | 経験不問、マイカー通勤可 |
連絡先 | 本社までご連絡ください。 |
<会社概要> | |
創業 | 大正7年 |
事業内容 | 佃煮製造卸業 そうざい製造卸業 事務所 |
本社 | 〒461-0001 名古屋市東区泉三丁目5-8 電話<052>932-2911 |
美和工房 | 〒490-1213 愛知県あま市乙之子元苗場57 電話<052>444-1262 |
創業 | 大正7年5月 |
事業内容 | 佃煮製造卸業 そうざい製造卸業 事務所 |
本社 | 〒461-0001 名古屋市東区泉三丁目5-8 電話<052>932-2911 |
美和工房 | 〒490-1213 愛知県あま市乙之子元苗場57 電話<052>444-1262 |
石昆の創業者石川忍は、三重県の北部、焼き蛤で名高い桑名に、石川家の次
男として生まれた。
明治四十四年である。父は呉服、衣料品の仕事に携わっていたが、人望家で世話好きなために、友人の保証問題で商売は行き詰まり、ついに一家離散に追いこまれた。
父は借金の返済と店の再起をはかるために残り、小学校四年を終えた兄は丁
稚奉公に、忍は母や妹と共に母の実家に預けられた。彼はここで学校へあがり、五年生までを過している。やがて再び父と家族が一緒に暮らすことになったが、八人兄弟の生活は苦しく、学校は断念した。
彼は腰に通い帳をぶらさげ、あちこちの店を手伝って歩いた。
ちょうどこの頃、手伝いに行ったある店で、万古焼の大きな荷物を運ぶ途中、
誤って用水路に落ちてしまった。人の手を借りて引き上げたが、中身はもう使い物にならない。店の土間に這いつくばって詫びたが、店の主人は許してくれない。頭を擦りつける土間に涙がこぼれおちた。品物の代金は弁償することになった。しかし父母に負担をかけることはできない。家に帰りづらかった。
忍はいつしか砂浜に立って海を眺めていた。
春の伊勢湾はのどかな陽光に映えていた。海が好きだった。汐風が好きだった。汐の香りが好きだった。
関東大震災の翌年、忍は名古屋で乾物屋を営む叔父の店に手伝いに入った。
十三才の丁稚小僧であった。叔父の店は乾物のほかに海産物を扱う問屋であった。
彼と昆布との最初の出遇いであり、商人としての出発でもあった。
荷車に一ぱいの乾物や海産物を積んで、得意先の小売店をまわり、品物を届け、翌日の注文を受けてくる。小柄な彼には重労働だった。得意先で、いつもおぼろ昆布一箱(五貫目)ずつ買ってくれる店があった。
おぼろ昆布は削り方や職人の腕で品質や価格に差が出てくる。名の通った一流品でなくても安くて高品質なものに人気があった。「良いものを造り、安く売れば必ず買ってくれる……。」商哲学の開眼であった。
「それならいっそ昆布を加工する技術を憶えよう。」そう思うと矢も楯もたまらず、当時知られた京都の削り昆布店、「H商店」に住みこんだ。しかし一向に技術を教えてはくれなかった。昼間見た職人たちの手先や体の使いこなしを真似て深夜の独習がつづいた。
それは不撓不屈ともいえる必至の歳月だった。腕があがるにつれ、彼はH商店の番頭になっていた。技術を修得しおえた彼は、お礼奉公を勤め名古屋の中村区に小さな加工工場を造り、離ればなれになっていた父母、兄弟を呼び寄せ永年の夢であった独立を果した。時に二十四才の春であった。
徐々に昆布の信用もでき、「廉価良品」の噂は広まり順風満帆といえた。
昭和十八年、忍は陸軍に召集され、北支各地を転戦し、幾度か生命の危機にさらされたが奇蹟ともいえる僥倖(ぎょうこう)が重なり終戦を迎えた。
名古屋で再び昆布を削りをはじめ、昭和二十六年、石川昆布有限会社を設立したが、原料の入手難で一進一退の苦難の時代は昭和三十年頃まで続いた。技術と努力は報われ、さらに好機に恵まれ、美和工場を建設した。この頃、石川昆布の汐昆布「やなぎばし」は、各地の展覧会や審査会で数多くの受賞に輝いた。
石昆では、天然の昆布以外は絶対に使わない。養殖昆布と見かけは変わらないが味やコクには大きなへだたりがある。また昆布の処理も他と大きな違いがある。昆布を煮るにも、他の約三倍の時間をかける。この工程の差と厳選された原料の違いが石昆の味の秘密である。とにかく注文が多いと、出荷を急ぐあまり工程を省略することになりやすい。これは絶対に許されない。数が間に合わなくても信用される品をお届けしたい。石昆の憲法である。
名古屋を中心とする全国各地の有名百貨店や専門店に石昆の昆布加工品は並べられ、品質と独特の味付け技術は高い評価を得、今日の信用に至っている。 いま、グルメ志向の高まっている日本にはいわゆる「うまいもの」は無数にある。
食文化の叫ばれている現代、食欲を満たす事欠かないメニューは氾濫している。
石昆の製品には、そうしたコンセプトを超える何かがある。壮絶ともいえる創業者の半生と、そこから生まれた厳しい求道の精神、信念が、味の名品となって迫って来る。
少年時代に開眼した石川忍の哲学は、いまも石昆の製品の中に底光りしながら流れつづけ類いまれな孤高の味となって活きつづけているのである。
~石昆五十年誌より抜粋~
監修 飯塚 伎(講談社・小説現代受賞作家)
1935年 名古屋の中村区に小さな加工工場を造る。 技術と努力は報われ、名古屋を中心とする全国各地の有名百貨店や専門店に 石昆の昆布加工品は並べられ、品質と独特の味付け技術は高い評価を得られ、 今日の信用に至っています。 |
大正7年5月 | 初代「石川藤之助」が小売業を始め創業 |
昭和2年6月 | 2代目「石川忍」が京都にて昆布加工技術を修得 |
昭和10年5月 | 2代目「石川忍」が名古屋市中村区牧野町宮裏に名古屋で初めての専門加工工場を建設し操業開始 |
昭和15年1月 | 第二次大戦物価統制の為、愛知県昆布卸商業協同組合、共同加工工場工場長となる |
昭和15年1月 | 北海道根室、歯舞、千島列島、国後島の視察。昆布の移入を行う |
昭和15年1月 | 歯舞諸島の志発島に工場建設を行う |
昭和18年10月 | 第二次世界大戦に召集され休業する |
昭和20年12月 | 加工工場戦災の為焼失。名古屋市南禰宜町に移転し営業再開(現在:中村区名駅南) |
昭和26年6月 | 「石川昆布有限会社」を設立(法人組織化) |
昭和33年3月 | 伏見稲荷御霊を勧請する |
昭和34年10月 | 汐昆布天禄を賀陽宮様※よりお褒めのお言葉と記念品を頂戴する ※賀陽宮(かやのみや)は、明治中期に久邇宮朝彦親王の第2王子邦憲王が、父宮がかつて称していた宮号を受け継いで、新しく創設した宮家である。 京都に一家を構えるにあたり新たな宮家設立を明治天皇に請願し勅許を得、賀陽宮を称した。 |
昭和40年8月 | 愛知県海部郡美和町に美和工房を建設し操業開始(現在:愛知県あま市) |
昭和48年5月 | 「石川昆布有限会社」を「株式会社石昆」に社名変更 |
昭和49年11月 | 名古屋市東区泉3丁目5-8に本社ビル完成。平田町店(直営店)オープン |
昭和53年11月 | 関東営業所を設立(現在は閉鎖) |
昭和54年12月 | 「あい昆布巻」シリーズ発売 |
昭和60年4月 | 石昆ブランド50周年の祝賀会を名古屋国際ホテルで開催(現在は閉館) |
昭和60年8月 | 代表取締役社長に3代目「石川光一」が就任 |
昭和60年8月 | 資本金3,080万円に増資 |
昭和61年12月 | 名駅南2丁目8-8にビル完成。名駅南店(その後、柳橋本店)オープン(2019年9月末閉店) |
昭和63年9月 | 美和工房に第二工場を新築、佃煮加工工房として操業開始 |
平成3年6月 | 第1回「石昆感謝まつり」開催 |
平成4年5月 | 「うまいっ手羽」シリーズ発売 |
平成11年11月 | 美和工房が「優良施設愛知県知事賞」を受賞する |
平成12年3月 | 「JR名古屋タカシマヤ」店オープン |
平成13年3月 | 名神高速道路「尾張一宮PA(下り)」にて初のパーキングエリアでの販売開始 |
平成15年2月 | 名古屋駅「キヨスク」にて初の駅構内での販売開始 |
平成17年2月 | 「中部国際空港セントレア」にて初の空港での販売開始 |
平成17年3月 | 愛・地球博(2005年日本国際博覧会)開催「ロゴ・マーク使用権取得」 |
平成18年5月 | もっと名古屋らしい土産物を目指して「うまいっ手羽」から「うみぁーっ手羽」に名称変更 |
平成18年9月 | 「うみぁーっ手羽」登録商標認可(第4991842号) |
平成19年5月 | 公式ホームページ公開 |
平成19年11月 | 「名古屋コーチン普及協会」正会員登録 |
平成21年10月 | 公式オンラインショップオープン |
平成23年9月 | 「名古屋観光ブランド協会」、「名古屋コンベンションビューロー正会員」加盟 |
平成24年4月 | 「全国観光土産品連盟」加盟 |
平成24年4月 | 「うなぎめし」新発売 |
平成24年5月 | 「愛知県観光土産品協会」、「愛知県公正取引協議会」加盟 |
平成24年7月 | 「愛知県観光協会」加盟 |
平成26年3月 | 初のお菓子商品「こぶてん」新発売 |
平成27年1月 | 「フード・アクション・ニッポン」推進パートナーに認定 |
平成27年12月 | 代表取締役社長に4代目「石川哲司」が就任 |
平成28年1月 | 伊勢志摩サミット(第42回先進国首脳会議)開催「ロゴ・マーク使用権取得(2種)」 |
平成29年6月 | 美和工房がISO22000:2005を取得(登録番号:JUSE-FS-147) |
平成30年7月 | 「V・ドラッグ」にて初のドラッグストアでの取り扱い開始 |
令和元年5月 | 「日本昆布協会」加盟 |
令和元年6月 | 「こぶてん」登録商標認可(第6154828号、6154830号) |
令和元年6月 | 美和工房がISO22000:2018に更新取得(登録番号:JUSE-FS-147) |
令和3年11月 | 味の司 石昆 ミッドランドスクエア店(直営店)をオープン |
令和3年11月 | 初の飲食店「棊子麺茶寮いしこん」をミッドランドスクエアにオープン |
モンドセレクションは、世界食品オリンピックと訳されることもある、権威と歴史のある国際食品品評会です。
1961年にベルギー政府と当時の欧州共同体(EC)が共同して、世界中から優れた製品を発掘・顕彰することを目的に設立されました。
審査は厳格で、衛生、味覚、原材料、包装などの各項目で審査されたうえ、専門家で 組織された審査委員会により銅、銀、金および最高金賞と言った優秀品質賞を授与されます。
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推奨品
「魅力ある日本のおみやげコンテスト」事業として2004年から開催されております。
外国人が選ぶ あいち・なごやのお土産コンクール
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第19回全国水産加工たべもの展